社員やヘルパーさんとの風通しのよいコミュミケーションを大切にされている中嶋さん。
現在は管理者として頑張っています。
お仕事の内容はどのようなものですか?
サービス提供責任者というポジションでお仕事をさせていただいています。仕事内容としては新規のサービスの契約手続きから始まり、サービスの流れや手順を作成します。また社員を含めた全ヘルパーのシフトを作成する仕事をしています。私自身もヘルパーさんのお休みの代行で現場に入ることもありますし、もともと定期で入っているサービス等もあります。
ご利用者様と接する際に心がけていることは?
そうですね、いつもご利用者様を「笑わせる」ことが出来るように心がけています。
誰でも怒ったり悲しんだりするより、笑ったり喜んだりすることの方がよいに決まってますし、楽しく笑うことで、様々な細かい問題も解決できると感じています。
介護の世界ではどうしても「苦しい」や「悲しい」といった感情が出てしまうこともありますが、ご利用者様が少しでも多く笑っていただける時間を過ごしていただくことで、現場の雰囲気もすごく良くなりますし、ヘルパーの介助なども効率良く進めていくことが出来ますので、とても大切なことだと思っています。
介護のお仕事をしていて嬉しかったことを教えてください。
普段サービスに入っている時には、それほど感情を表に出されないご利用者様が、ある時涙を流しながら「ありがとう」とおっしゃって下さったことがあり、私のサービスをそんな風に感じていただけていたんだと大変嬉しく思ったことがあります。
残念なことに介護に関する話題がメディアで取り上げられる時は、言葉の暴力や虐待などセンセーショナルに伝えられる事柄だけがピックアップされてしまい、ネガティブなイメージで介護を捉えられている方がいらっしゃると思いますが、それは間違いです。
ほとんどのご利用者様がヘルパーに対し感謝の思いを持っていただけていますし、ヘルパーもご利用者様の感謝の言葉を嬉しく思い、やる気の糧にされている方がほとんどだと思います。
仕事でのやりがいは?
登録ヘルパーさんは、社員とは違い、働きたい日、休みたい日など希望がはっきりとしていますし、仕事内容にも希望を持っていることがほとんどです。なるべくその要望を聞き入れる努力をし、うまく希望に沿ったスケジュールが組み上がった時などは、仕事にやりがいを感じます。また他の登録ヘルパーさんをご紹介いただけたときなどは、普段の自分の行動が各ヘルパーさんからの信頼を得ることにつながったと感じ、良かったなと達成感を得られる瞬間です。
各ヘルパーさんの希望になるべく添うスケジュール調整をするために、画面を見ながら奮闘する中嶋さん。
ご自身のステップアップは考えていますか?
今現在は、サービス提供責任者としての仕事を続け、より高い精度で業務を進められたらいいなと思っています。そして最終的には管理者になれることを目指して日々頑張っています。
おひさま介護サービスさいたま南について教えてください。
嘘っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、他社のセンターやエルダリーケアサービス内の他の事業所と比べても「どこよりも雰囲気がいい」とよく言われます。
雰囲気がよいことは、センターが上手く機能していくための第一歩だと思っています。まず社員間の風通しが良く、相互にリスペクトして仕事をすることで、事業所が良い雰囲気になります。そのような事業所には、自然と登録ヘルパーさんが顔を出してくれるようになり、ヘルパーさんと業務以外での会話や交流が増えることにより、各ヘルパーさんが抱えている悩みやニーズをキャッチアップすることが出来ます。エルダリーケアサービスには、資格取得をサポートする各種制度があり、ヘルパーさんの希望に添ったキャリアアップ支援なども行っていけます。その結果として登録ヘルパーさんの離職率が低く、長く続けていただける要因となっており、キャリアアップを目指して頑張る方が増えることで、サービスの質も向上するといった大変良い流れにつながっていくと思います。雰囲気が良くないとヘルパーさんも顔を出してくれなくなり、すべてが悪循環へと変わっていくため、雰囲気の良い事業所であることが当センターの強みと言えると思います。
目前の仕事だけではなく、日々のちょっとした課題や将来のキャリアアップまで、幅広いコミュニケーションを大切にされています。
介護業界でこれから働く方に向けて、どのような方が向いているか教えてください。
そうですね、何事も「上手くやろうとしない人」が良いと思います。上手くやるということは良いことのように思われがちですが、上手くやろうと思う人は「自分の我を通したいから」「気に入られたいから」上手くやろうとする人が多いわけで、実はあまり良いことにつながらないと思います。上手くやろうと思わない人は、何でも聞いてくるし、伸びようとするし、やめないし、現状を素のままに受け入れることができる人だと思います。
上手くやろうとすればするほど、人間関係も上手くいかないし、技術も伸びないことにつながってしまうと思います。
介護業界を目指す方にひとことお願いします。
私たちが行っている訪問介護は、ご自宅にお伺いしてご利用者様と一人一人と向き合うサービスのため、介護のイメージを持たれている方からすると、かなり受ける印象が違うと思います。訪問介護は、ご利用者様の生活に非常に近いところでサービスを行いますので、ご利用者様の代わりにお買い物に行くなど、施設系の介護では無いようなサービスもたくさんあります。もし施設での介護が「すごく大変そうだなぁ」とのことで、介護の世界に踏み込めない方がいらっしゃるのであれば、訪問介護という選択もオススメできると思います。
日本エルダリーケアサービスはどんな会社だと思いますか?
私は、訪問介護と特別養護老人ホームでの勤務経験があり、その後紹介でエルダリーケアサービスに入社したのですが、いいなぁと感じているのは、エルダリーではポジションに関係なく、介護のお仕事全般について丁寧に教えていただけることです。
私は現在、サービス提供責任者のポジションですが、契約書の作成から説明の仕方まで丁寧に教えていただいたことで契約事項の仕事が出来るようにもなりましたし、仕事内容の理解も深まりました。前職では契約事項は管理者だけが行うことが多く、勤務年数を重ねても出来ることが増えていかない(キャリアアップにつながらない)環境と感じることもありました。こうした風土が会社に根づいていることで、資格取得やキャリアアップなどが自然と考えやすくモチベーションの高い社員も多い会社だと思います。
今回訪問した先は
おひさま介護サービスさいたま南
〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町1-11-8 メゾンドリッチモンド102
TEL:048-710-5990 FAX:048-710-5998
サービス提供責任者 介護福祉士 同行援護 中嶋マユミ